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海からはじまるラブストーリー〜さくら貝の淡い恋の物語〜

唐津城(別名舞鶴城)を中心に、鶴が羽を広げたかのように、片翼に西の浜、片翼に東の浜が続く。白い砂浜には、幾多の波が打ち寄せ、多種多様な貝殻を運んでくる。唐津の女の子は、そのなかでも小さくて、薄くて、手に取ると壊れそうなピンク色のさくら貝を、こぞって探しては拾いあつめた。そして、あつめたさくら貝のなかからお気に入りのさくら貝のひとつに恋の願いを込めた。いつの日か願をかけたさくら貝を胸に、憧れのあの人に、自分の気持ちを告げるのだ。恋の成就は、さくら貝が海に帰るとき。さくら貝を拾った海岸を訪れ、お礼の気持ちを込めて、二人で流すのだ。海の町、唐津では、さくら貝を海に流すときから恋が始まった

唐津湾

さくら貝

しかし、そのさくら貝もあまりみられなくなった。そして、そんな物語もあまり耳にしなくなったと聞いた。
美しい波しぶきを眺めながら、さくら貝をさがしてみたくなった。
小さなさくら貝がみつかった。ほっとした。
唐津の海を訪れて、さくら貝をみつけてみませんか。 詳しくは、 nishioka  まで。

貝拾い

国重要文化財「旧高取邸」オープン一周年!

杉戸絵
京都の絵師が描いた72枚の杉戸絵
能舞台
邸宅内に現存する国内唯一、 30畳の能舞台
孔雀の欄干
意匠の異なる欄間

有田焼トイレ

大隈候のために造られた有田焼タイルのトイレ

上質な意匠が施された邸内。実業家であり教養人でもあった伊好は、漢詩や書、能を好み、自らも舞台で謡い舞ったほど。その感性とこだわりには、まさに男の美学の物語を感じる。

旧高取邸
旧高取邸

旧高取邸前石垣通り

旧高取邸前石垣通り

日本で最初の炭鉱技術者として石炭産業をリードした高取伊好(1850〜1927)の邸宅は、唐津城や海岸にも近い、情緒あふれる石垣の通りに位置する。 約2300坪の敷地に、大正7年建造の居室棟と明治37年建造の大広間棟からなる旧高取邸。大広間棟の中心をなす能舞台は、日本の邸宅に組み込まれたものとして現存する国内唯一のものといわれている。一方、唐津湾を借景にした大広間やランプの淡い間接照明など目立たないところにこそ上質な意匠が施され、随所に伊好の美学が感じられる。それぞれ個性的な杉戸絵や動植物を描いた欄間、アールヌーボー調のシャンデリア、今では見られない屈曲したガラス窓、そしてそこから見える庭の景色までもが趣ある作品となっており、視線をどこに移しても芸術作品として鑑賞できる面白みが特徴だ。

■旧高取邸  唐津市北城内 5-40 TEL:0955-72-9171
 開館時間  9:30〜17:00(入館16:30まで)
  入館料 大人 500円 4歳〜15歳未満250円
  http://www.karatsu-kankou.jp/index.html